思いを届けに*2

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10月5日、ワンコインプロジェクトfrom山口県として
岩手県・大槌町の仮設住宅にある集会所へおじゃましました。
今回のプロジェクト実行にあたっては
本当に沢山の方々にご協力いただいたのですが、
こちらの仮設での演奏に関しては
遠野まごころネットさんにセッティングしていただきました。
まごころネットさんは個人ボランティアの受け入れ態勢が整っていて、
私たちのように遠方で東北にツテがない、土地勘がないといった人には
非常にありがたいボランティア団体です。
ここに『カフェ班』という、テーブル・椅子・お菓子・お茶を用意して
大槌町にある48ヶ所の仮設住宅を順にまわり、
仮設住宅に入居された方の憩いの場・情報交換の場
を提供している部隊があります。
このカフェ班の通称「お茶っこ隊」に同行させていただき、
浪板、和賀の2ヶ所でMikiの二胡の演奏を行いました。
平日の昼間ということもあって、年配の女性を中心に
10数名でこぢんまりとした演奏会でしたが、
手拍子をうったり、時には一緒に歌ったりと楽しまれた様子でした。
お茶っこ隊の皆さんにもとても喜んでいただけてよかったです。

遠野から大槌町の仮設住宅までは、
まごころネットさんの車の後ろを私たちの車がついて行ったのですが
釜石駅~大槌町の沿岸部あたりは 震災の爪痕も深く
とても緊張しながらの運転となりました。
あの日から半年が過ぎ、
テレビの映像で見たような直後の散乱振りは見られません。
一般車両も通行できるくらい、町の中はそれなりに片付けられています。
けれど、工場の敷地内やパチンコ屋とおぼしき建物脇などに
高く積み上げられたガレキ、砂利、
敷地を取り囲むフェンスが大きく波打って折れ曲がっていたり
赤い×印のついた取り壊しを待つ建物や
コンクリの基礎のみを残した更地
めちゃくちゃに変形した乗用車が数台まとめて置いてあったり
海から程近い場所にある橋の欄干が
山側にむかってひん曲がっていたり・・・
まだまだ、非日常が残っていて
元の町がいったいどんな景色だったのか まったく想像できませんでした。

離れた地で暮らす私の周囲では
最近は震災関連のニュースもあまり目にしないですが
現地では復興のための準備・・・の準備、の段階であるように感じました。
そして音楽・芸術のもつ力って、大きいなぁとしみじみ思います。
腹の足しにはならなくとも、小さくても、心の灯にはなれる・・・

ほんのわずかな時間でしたが、実際に現場を訪れ
現地の方の話を聞いたりできて 行ってよかったと本当に思います。
これから現地でボランティアを考えている方がいらっしゃったら
どうぞ、無理のない範囲で、行ってきてください。
時が経つにつれ、残念ながら
ボランティアのモラルの低下(観光気分・装備不十分など)も
見受けられるようですが
まだまだ、ガレキ撤去が必要な場所もありましたし、
震災以来、人の手が入っていないという場所もありましたので
まずはネット等で情報収集、装備を整えて、ご安全に!

私も、プロジェクトのメンバーも、いかに継続していくか
どのような支援の方法があるかを日々話し合っています。
また「ほっと一息」の時間をお届けできるようにがんばります!
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by minomushi1012 | 2011-10-23 23:21 | west⇔east | Comments(0)

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